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初心者のためのインターネット講座

(1) どういう仕組みになっているの?

ポチの絵 ポチ
 パソコンをふつうの電話回線に繋ぐだけで、電子メールのやりとりや、いろんなホームページを見ることが出来るけどどうなっているのですか。
博士の絵 博士
 そうだね。パソコンに向かって、キーボードをたたいたり、マウスを操作するだけでいろんな情報が画面に現れてくる。
不思議なことだけど、そんなに難しくないことなので、一緒に考えてみよう。

 ところで、毎日使っている電話のことを思い浮かべてごらん。
 電話は、今、遠くにいる人間と直接話をすることが出来るね。これは、家にある電話や君が持っている携帯電話をNTTなどの「通信業者」と契約し、 その会社から君だけの番号をもらい、その会社の設備(有線、無線、交換機)を借りることで、相手と話をすることが出来るんだね。
もちろん、声は電気信号に変えられ、電気のスピードで瞬時に相手に伝わるんだね。

 さて、インターネットはどうなっているかというと、この通信業者の他に「プロバイダ」と言って世界中のコンピュータに接続している「接続業者」と契約する必要があるんだね。
この接続業者のコンピュータを借りることで、世界中の情報を入手したり、世界中の人間と電子メールのやりとりができるんだよ。
 プロバイダは別なプロバイダと契約し、コンピュータ同士を専用線で繋いでいるんだね。別なプロバイダもそのまた別なプロバイダと専用線でつながっているんだよ。
 こうして、世界中のプロバイダ同士が専用線で24時間、つながっていることになり、君のパソコンがその中の1社とつながることで、世界中のコンピュータに接続されてしまうんだね。
 そして、それぞれのプロバイダのコンピュータ(ウェブサーバとかメールサーバという)に入っている情報(ホームページとかゲームソフトなどのデータ)をブラウザと言って、サーバに指示を与えたりデータを表示したりするソフトウェアを使ってパソコンの画面に表すんだね。

 少し難しかったかな? でも、おおよそのことは分かってくれたよね。

 あ〜、もう一つ大事なことがあった。インターネットは蜘蛛の巣のように線でコンピュータがつながっているのでWEBと呼んでいるが、その中の1台が故障しても別のルートで情報が伝わるようになってるんだよ。まさに危機管理が出来てるんだね。

 サーバ、そして指示を与えるクライアントの話、それから最初の通信業者の設備を有効に使おうという構想があるんだが、また次の機会に話そう。