ポチ |
以前、小学6年生の女子がインターネットの電子掲示板への書き込みのトラブルで、親友を教室で殺害するという事件がありました。
誰も(同じクラスの生徒も)が見られる電子掲示板という所で、実名をあげ、誹謗中傷された事に対する腹いせが殺害という行動になってしまった。
また、インターネットによる苛めが問題になってきている。情報化が進んで誰でもパソコンや携帯電話を使ってインターネットを利用することが出来る様になったが、インターネットが原因で犯罪等の問題が出てきているがどうすれば良いのか
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博士 |
以前からも言っている様に、インターネットは便利な機能で、今の社会には無くてはならないものになってきているよね。
しかし、新しい問題が起きていることも事実だ。
自動車が普及して交通事故が起き毎年何人もの犠牲者が出ている。ルールを作り、違反者には罰則を与え、被害者には救済制度を設けている。罰則は年々厳しくなるが事故は無くならない。でも今の社会で車を廃止することは出来ない。
顔を合わせてると言えないこと、言ってはいけないことが、キーボードでは叩いてしまう。言葉は残らないし、その場で訂正がきくが、文字は何時までも残り訂正もしづらくなる。
電子メールは一対一だが、電子掲示板は一対多となることを注意しなければならないよ。
電子掲示板はメンバー登録して特定の人だけが利用できるものと、不特定の誰もが利用できるものがあるが、それぞれの特徴を理解し使い分けることで悩み事の相談解決やイベント企画、憂さ晴らしなど多くの問題解決に利用できるのだ。
電子掲示板は多くの人が見るために、個人が特定できる情報、例えば電話番号、氏名、住所、生年月日などは書き込んではいけないんだよね。
また、たとえ事実であっても個人の不利になる情報は掲載しない。個人に有利な情報であっても本人の了解を得てから掲載することも大切だね。
日本ではインターネットが普及してから10年が過ぎたので、大人も子供もインターネットでやっていいことといけないことの区別、利用する上での礼儀作法について学ぶ必要があり、学ぶ機会も必要となってくるだろうな。
インターネットは便利な機能だ。だから、みんなが楽しく利用しようではないか。。
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