何かしようぜ!
先頃、エアチェックした映画のビデオを見ようとしてビデオデッキにセットしたところ、ラベルとはまったく別な映像が映し出されてきた
しばらくするとタイトルが現れ、以前、NHKで放映した「海 知られざる世界」と題した番組だった。
非常に長い年月を掛けて廻っている深層海流に異変が起きているというのだ。
本来、海は空気中のCO2を水に溶かし、海中の植物プランクトンが光合成によりCO2を吸収することで一定量に保たれている。そのプランクトンは海流によって海底から運ばれる栄養で繁殖しているのである。しかし、水温の上昇により暖かい層が表面を覆ってしまうため、栄養豊富な海流がプランクトンの生息水域まで流れて行かないため死滅してしまうと言うのである。
さらには、北極の氷が溶けることで層が薄くなり、海水が真水に近い状態になっているというのだ。深層海流は北極の冷えた海水が沈み込み、海底を流れるという仕組みなのだが、海水の塩分が薄くなることで重くならず海底まで辿り着かない現象が起きているのである。
極めつけは、大陸に近い500m以下の海底にメタンハイドレード(メタンガスがペースト状になった物)が10兆トンも蓄積されているとのことである。その量は化石燃料(石油、石炭、天然ガス)の2倍もあり、メタンハイドレードは温度の変化に敏感であり、わずかな上昇で爆発的に気化すると言われているため注意が必要だと言うのである。
先日のニュースではCOP7がマラケッシュで開かれ、京都議定書の具体的な条項が採択されたと報じられていた。
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地球の年齢(誕生してから)に比較すると、人類の年齢(1〜2万年)はほんの一瞬に過ぎないだろう。ましてや、今地球上に生きている人間の寿命(100年程度)は、測りようのない短さではないか。このあまりにも短い命の人間が巨大な地球の命を縮めようとしている。
それに気が付いた人類は、今、行動を起こそうとしている。構成員の一人として、何かできることを探し行動に移していこうと思う。また、ひとり一人がそれぞれの立場でできることを考え、他人任せではなく自ら行動を起こす必要があると思います。(今回はちょっと硬度だったかな)
岩手県早池峰山山頂 平成13年11月29日
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