「水の彩る風景」第1集、及び第2集〜海に寄せて〜、またオペラ『細川ガラシア』の全幕、その他コンサートでの演奏を視聴することができます。
生演奏の雰囲気を味わっていただければ幸いです。
mp3データ、標準MIDIデータ一覧表では、RolandのSC-8850音源で再生したmp3ファイル（全データがビットレート64kbps、サンプルレート22.05kHz）、及び元のMIDIファイルが視聴できます。
ピアノのための組曲「水の彩る風景」第2集〜海に寄せて〜(2012)
ピアノ：八坂公洋
第1曲「海を渡る風」
第2曲「お地蔵様が眠る海」
第3曲「海鳥たちの祈り」
第4曲「海鳥たちの怒り、嘆き、哀しみ」
第5曲「海鳥たちの夜明け」
ピアノのための組曲「水の彩る風景」第1集(2003)
ピアノ：八坂公洋
第6曲「きらきら雪が踊る朝」（12月）
「切手」
上澤高子（指揮） / 小栗克裕（ピアノ）
鹿沼市立西中学校合唱部
@2010年3月21日 鹿沼市民文化センター
1991年の作曲。
狭間壮（はざまたけし）作詩。
音楽之友社「小栗克巳混声合唱曲集」、「教育音楽」（中高校版）、「教育音楽」（小学版）で混声4部、混声3部、女声3部などのバージョンを掲載。
先日のスプリングコンサートで中学生の皆さんが歌ってくれました。私もピアノで共演しています。
チック・コリア・コレクション (Movement 2008)
ペドロ・カルネイロ / 杉山智恵子 / 山本真理子 / 真貝裕司
@2008年5月15日 川口リリア音楽ホール
2008年編曲。
副題は、Movement 2008 with My Spanish Heart from Chick Corea Collection( Spain 〜 La Fiesta )
チック・コリアの名曲「スペイン」そして「ラ・フェスタ」のメドレーにしたヴィブラフォーンとマリンバのアンサンブル。
カスタネットは即興的なコラボレーションですが、もともとの私の編曲の中には入っていません。
打楽器奏者でジャパン・レディス・ブラス 代表で指揮者の山本真理子女史の委嘱。
ドン・チマッティ：オペラ『細川ガラシア (ガラシャ) 』より第3幕その7「フィナーレ」
【配役】遠藤久美子 / 細川ガラシア（ガラシャ）
大橋ゆり / 清原マリア
加賀清孝 / 小笠原小斎
黒田晋也 / 正時
島田道生、谷 茂樹、稲垣俊也、松本 進、近藤 均
他
内藤 彰 / 東京ニューシティー管弦楽団
平松剛一 / 平松混声合唱団 他
2004年10月8〜9日
@東京オペラシティコンサートホール
オペラ『細川ガラシア』1940年復刻版（全3幕）
作曲：ドン・チマッティ 脚本：H.ホイヴェルス
オーケストレーション・補作：小栗克裕
イタリア人の宣教師「ドン・チマッティ」は46歳で来日し、86歳で帰天するまでの40年間にわたり、カトリックの神父として教育事業や福祉事業などに身を捧げられた方です。
また作曲活動は、生涯900曲以上の作品を残し、日本各地で演奏活動を行いました。
代表作である「細川ガラシア」は、日本語による日本初のオペラ（創作音楽劇）と言われています（山田耕筰作曲「黒船」の初演より10ヶ月前の1月に日比谷公会堂にて初演）。
指揮とオーケストレーションは山本直忠（山本直純の父）、国民歌劇協会（大阪公演では朝比奈隆の指揮）によって皇紀2600年の記念公演の一環として発表され、当時は新聞などでも大変な話題となりました。
しかし、残念ながらその際のスコアなどは紛失し、一部の自筆スケッチと、1959年にチマッティ神父の監修のもと神宮寺雄三郎氏（1940年の初演の際は歌手として参加）がまとめあげた全曲のピアノ伴奏版（ボーカルスコア）だけが残されていました。
今回の1940年復刻版のアレンジは、生誕125年の記念事業として、それらの資料の徹底的な研究から、なるべく原曲の響きを損なうことのないオーケストレーションを施しました。また日本語のイントネーションや和声が不自然にならないように補作して誕生したものです。