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             ギアナ高地(自然探求) 
ベネズエラ、ブラジル、ガイアナなど5カ国にまたがる”地球最後の秘境”ギアナ高地ヤッコキャンプで朝食後6時ヘリコプターでロライマテプイ(卓状台地)に向け出発曇り空も少しづつ明るくなってくるが果たして頂上に着陸することが出来るか気にかかる。 
            飛び立つと泊まったヤッコキャンプが見る見る小さく変わって眼下に広がる緑の壮大な大地と蛇行する川の流れが鮮やかに迫ってくる。 
            彼方比方にテプイが見えてくる.緑の中に騒然と聳える岸壁のテーブル、近づくテーブルも徐々にその様相が変わり荒々しい顔になる。 
            30分位幸いにも乗機はテプイの中でも最も高い2810m.のロライマテプイに着陸する事が出来た。 
            周囲は黒いローソク岩を何千何万本も立てたような岩又岩の連続で高さが何10m.もあるような入道雲のような岩それに従うように裾野に群がる岩石の山。 
             
            仁王様のような岩200億年もの年月を経て岩盤の硬い地層だけが残りテプイと呼ばれテーブルマウンテンになった地球の歴史の一端を垣間見る一時に言葉を忘れ、只呆然と見とれるばかりである。 
            自然の彫刻師の何と偉大なことか。 
            インディへナ達が「悪魔の山」と恐れていた訳が少し理解出来たと感じた。 
            岩の大地には雨水が小さな川となり所々に高山植物が寄り添うように群がって互いに命を育み花を咲かせて私達を迎えてくれる姿に心うたれ温かい感激が走る。 
            と、同時に私の旅のきっかけのすべてが今この場であることを何かひしひしと胸に感じた。 
            
              
                
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                   帰国 
今回の旅行は今迄にないハードなツーアだった。 
それだけに思い出に残る部分も多かった。 
                   
インジュルフォール、ロライマテプイやジャングルを存分堪能出来ただけでも満足している。 
ギアナ高地は太古の地球の記憶の財産としていつまでものこって欲しい物です。 
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                   地球半周2万Kの旅のつもりではありますが、不完全なところ、偏ったところ、誤認もありますが、一個人の作品としてお許しいただきたく何かのお役に立てればとおもいます。 
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