大正時代アメリカから輸入されたのが始まりで昭和40年頃まで農家で精米機や脱穀機などの動力源として活躍しました。私も小さい頃近所の庭先で動いているのを見かけた記憶があります。
日平産業(戦前はゼロ戦の機銃を作っていた大日本兵器産業)製造の名前は「いさみ」で、燃料は灯油です。始動の時、最初は発火点の低いガソリンを使うとの事。昭和20年代に揚水やコンクリートミキサーを動かすのに使っていたらしいです。
40年位前に不要との事だったので頂いてきて細部を掃除し、インテリアとして家の廊下に鎮座していました。
邪魔なのと動かしてみたい興味にかられこれから挑戦しようと思います。情報によると石油発動機の愛好会や運転会があるようなので、先ず知識を貯めたいと思います。はたして動くようになるかどうか???。
@円筒形(ガラス製)にはオイルを入れる。大きいのはピストン潤滑、小はクランク潤滑らしい。
 上の丸い穴には冷却のため水を入れる。電気系統は赤い線のプラグコード1本のみ。
Aエアークリーナーなどは無い。アクセルらしきものはある。
B前を開けるとコンロッド、ピストンが丸見えなのが面白い。
操作や整備マニュアルがないのでネット検索や愛好会の人に聞いてみようと思っています。
燃料系統、電気コイル等動けば良いのだが動くかなぁ〜?
石油発動機 2025.04
SNSで情報を得、2025.3.30日に発動機運転会に片道2時間以上かけて見学に行きました。
30台位の石油発動機が重低音を響かせながら動いていました。高齢者の方が殆どだが同じ趣味の人がたくさんいるのに驚き、また感動しました。
私と同じ機種も展示されていて所有者に色々聞いてきました。親切に教えてくださり感謝、帰ってきて翌日早速整備?開始。でも知識がゼロだった為疑問点が山積、どうしても動かないし解からない。
疑問点は絞れたのでまた機会があったら行ってみようと思います。
行く前に分解し解からない所を纏めていくべきだった残念。反省、反省、反省、次はいつかな?。