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*** 私の体験記 *** { 登山・ハイキング編 }


◎石裂山回遊コース登山(平成9年8月6日)

 石裂山は、私の住む上久我にあり、近年中高年の登山家に好まれ、シーズンは東京や埼玉からマイクロバスで来ております。
 また、路線バスが石裂神社まで行かなくなったため、東武鉄道やJRからタクシーを利用して登山に来る方も増えております。
登山道入り口  ずいぶん昔、中学校の頃登ったきりで、地元にありながら登る機会の少なかった山でしたので、人に聞かれても様子を答えられない状態でした。機会は待つものでなく作るものと思い、栃木県山岳連盟発行の「栃木の山100」を参考に、市の観光協会に問い合わせながら、静かな回遊コース登山に挑戦してみました。
自宅から登山口(加蘇山神社下の宮)までは車で20分ほどですが、時期的に夕立を考慮し朝だちとし、6時に加蘇山神社 下の宮で安全祈願を済ませ登り始まりましたが、朝早いことと平日のせいもあり人影はまったく見られませんでした。
  清滝に着くと、連日の雨により水量は十分すぎるほどあり、少し肌寒い感じがしたが、杉の木々の間から木漏れ日がさし暑くなりそうな予感。
 案の定、これから先では湿度と暑さで全身汗だくとなってしまいました。
 せせらぎとセミの声を聞きながら、不思議なことに小鳥のさえずりは聞こえず、竜が滝へ。雨乞いの滝と言われているそうなので素通りした。まもなく標識があり左「千本桂」右「月山」を左へ、千本桂は栃木県指定の天然記念物になっている。
 途中、山あじさいが紫の花を咲き誇っており、行き会ったものは四六のがま?が10匹ほど。
 千本桂から先は、道はできており迷うことはないが、狭く勾配が急になってくる。
中の宮  汗だくの中、400平米程の平らな所、中の宮に着く。社はないが、巨岩を奉ってあり、祈願をし休憩。脇の岩場には清流が流れていた。
 行者帰シノ岩という岩場を鎖を伝わりながら登のだが、岩が濡れており、苔がついているため滑りやすく、ゆっくりと慎重に登る。
 程なく奥の宮に着くと、巨岩の裂け目を利用した祠がある。勝道上人が開山したといわれており歴史がある。ここで、五穀豊穣、商売繁盛、交通安全を祈願した。
 荒井川の源流になるのだろうか湧き水があり、岩場には岩たばこの紫の花が咲いていた。
 奥の宮から山を回り込み急勾配を登り、改良されたアルミの橋を渡ると、ヒゲスリ岩に着く。岩伝いにアルミの橋を進むと標識があり、左に折れ少し登るとまた標識があり右に折れ少し進むと東剣が峰に着く。展望台になっているが、黒木が成長しているため見晴らしはあまりよくない。視界に高圧線と鉄塔が入ってくるのが気になる。
山頂付近  西剣が峰へは、急勾配の岩場を鎖を伝って降りるが、足場が悪くゆっくりと慎重に降りないと危険である。反対側をジグザクに登ると西剣が峰に着く。展望台があり見晴らしはよい。すぐ目の前に石裂山の岸壁が見える。
 石裂山へは梯子で降りるが、手前で右に折れ梯子に行くが標識が小さいので見過ごさないように。降りると標識があり、粟野の賀蘇山神社からのルートもある。標識に従い登っていくと、尾根に標識、標識に従い進み、右に行くと、石裂山山頂に出る。30平米程の平らな所で、見晴らしはあまりよくない。
 先ほどの標識まで戻り、尾根伝いに進むと月山山頂にでる。石の鳥居と社があり、見晴らしもよく、多人数での休憩にも向いている。小川沢方面、石裂山荘方面の分岐。
 時計を見ると9時、少し遅い朝食とする。山登りの楽しみの一つ食事、それも出来立てを食べるのが一番、ということで早速お湯を沸かし、サッポロ一番味噌ラーメンを作る。そしp $シリーズ帆立をいただく。
 帰路は石裂山荘方面へ尾根伝いに急降下、まもなく右斜面へ折れる道があり、直進は枯れ木でふさいであるので、右に折れ梯子を下りていくと、右手に岩の裂け目に祠がある、ここで道が途絶えるが、祠から沢に向かって急降下すると、続きの道が現れてくる。
 沢沿いにしばらく進むと、今朝ほど通った竜が滝休憩所手前の分岐にたどり着く。
 分岐で男女3人の高年のパーティーに会った。これから登るようである。
月山p�����
����$�����黷ワで下り休憩し、下の宮へ。下の宮着10時55分。<br>
	<a href=コースデータ は別紙の通り。
 久しぶりの石裂山登山、昔の記憶はほとんどないが、岩場が多くハイキングというよりは登山コースだが、梯子や橋などが整備され歩きやすくなっている。
 なお、実際に登山される方は、必ず登山ガイドを見たり観光協会に問い合わせてから登るようにしてください。

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