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*** 私の体験記 *** { オートキャンプ編 }◎船越家族旅行村キャンプ場(平成9年8月16・17・18・19日) キャンプ4日目、いよいよキャンプも最終日となった。 今まで周りのサイトにテントの設営をしたり、朝早くからテント片づけをしているのを見送っていたが、今度は自分たちが見送られる番になった。 早目に朝食を済ませ、テント片づけに入る。 出発の天気は薄日が差す程度で、まずまずである。 旅立ちの準備を済ませ、管理人に挨拶をし、いよいよ出発である。一抹の寂しさを感じながらも、栃木に向けて車を走らせる。 予定では、宮沢賢治の故郷、花巻に寄って見学をしてから帰ることになっていたが、花巻は新幹線でも来られるし、車で来たのだから海沿いを走ろうという事になり 急遽予定変更。 釜石から大船渡に向かい陸前高田の道の駅で休憩を取る。 この道の駅は、恐ろしいほどの広い駐車場を備えていて、施設も最先端の設備であった。 トイレを済ませると、隣にある小さな農産物直売所に向かった。この土地の作物が所せましと並べられていた。中でも子供の頭大ほどの茄子が箱で売られている のが目に付いた。 目の保養をして、気仙沼に向かう。 魚市場の近くに観光客用の施設があり、無料駐車場からスムーズに2階に上がれるように大きな階段があり、2階にはレントラン街があり、1階が観光客向けの魚市場となっている。 案内に従い2階で、少々値段が張るかと思われたが時間も無く、レストランに入り食事を済ませ、大急ぎで土産の手配をした。 これからは海とも別れ、本当に帰路となる。 ルート284を一関市に向かう。それほど混雑はなくスムーズに一ノ関につき、ルート4を南に向かう。 若柳金城ICで東北高速に乗り、長者原サービスエリアで休憩を取る。 ラジオの交通情報でもそれほどの混雑も無いようであり、盆は過ぎて平日なのでスムーズに走れる事を期待した。 それでも休憩時間は少なく早めにスタートする事にした。 村田JC、次の休憩所、安達太良サービスエリアと、大量の荷物を積んでいるので追い越され続きだが、混雑はなくスムーズに進んでいた。 安達太良で休憩を取っていると、大谷PA先頭の渋滞情報が入ってきた。 盆も過ぎ平日でそれも火曜日の午後なのに、なぜ込むのだろうと思いながらも急ぐ。 栃木に近づくほど渋滞情報が詳しくなり、鹿沼ICを先頭に渋滞50KM。 ![]() 本線に入ると、先の車はブレーキを踏んでいる。いよいよだめかと思ったが、のろのろまでは行かず進んでいる。 10分も走ると、のろのろになり止まってしまった。 このままだと家に着くのは深夜になってしまうので、途中下車する事にした。しかし、降りる場所によっては、逆に時間がかかってしまうため、地図を広げていろいろと検討する。 矢板ICで下り、一般道を走る事にした。それまでは、止まらずに走り続けられる事を祈って。 流れがよくなったり、のろのろになったり、の繰り返しで止まる事はめったに無かったが、渋滞は続いている。 矢板ICに近づくと、流れがよくなってきた。ここで欲をかき宇都宮ICまで伸ばす事にした。しかし渋滞は同じであった。先程の繰り返しである。ま、信号も無いし、人も横断しないから安心して走れるからいいか、ということにした。 ようやく宇都宮ICに着く。のろのろ走行を尻目に、料金所に向かう。同じ料金で長時間利用できた事に感謝すべきか、と思いながら鹿沼に向かった。 途中夕食を済ませ、自宅に着いたのが午後9時。 明日は仕事なので、今夜中に荷物を降ろさなければならない。 「予期せぬ出来事」は結構起こるものです。それで、楽しかったり、辛かったり、しますが、思い出にもなるものです。 そんなことを感じたキャンプでした。 最後までお付き合いいただきありがとうございました。 |