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*** 私の体験記 *** { オートキャンプ編 }◎フォレストパークあだたらオートキャンプ場(平成15年8月21日〜23日) キャンプ3日目 ![]() 隣のサイトとの間に背の高い松の木がある。真夜中に「おーい」と人の呼ぶ声がしたので目を覚ますと、松の木に止まった鳥が鳴いている様子。聞いたことのない鳴き声だった。 少々寝不足気味であるが、日の出前に目を覚ますと、あちこちで野鳥のさえずりが響き渡る。 木々の間から漏れる橙色の太陽が眩しい。 今日は撤収があるので、朝食は簡単にふりかけご飯と卵焼き、シーチキン、茄子の漬け物、トマトである。残りの福島産桃。 今日も天気はよいが、強い風が吹いているため、木の葉が舞い込む、テントは飛ばされるやらで汗まみれの撤収作業となった。 最後に温泉で汗を流して出発したかったが、時間的に無理と分かると、サテライトハウスにある24時間利用できる無料の温水シャワーでさっぱりとした身なりで出発となる。 ビジターセンターの受付で精算をすると、2泊世話になったキャンプ場ともお別れとなる。 露天風呂付きの温泉、ステンレスの温水流し台、24時間無料の温水シャワー、水洗トイレなどのサテライトハウス、サイトの広さなどを考慮すると、施設使用料は格安の料金ではなかろうか。 ![]() 昨日の桃直売は、売れ行きが良かったのか高品質(高額のもの)のみを取り扱っていた。しばしの休憩の後、この度は国道115号線を東、すなわち福島市内に向けて車を走らせる。直滑降に近い感じで山を下りてゆく。 その昔、伝統こけしを収集していた頃、立ち寄ったことのある土湯温泉が懐かしい。 その先、かの有名なフルーツライン起点の手前に、四季の里と呼ばれる公園がある。 ここは、広大な芝生広場や地下水を利用した池で遊んだり、工芸館でガラスや土湯こけしの製作を見学したり体験もできる。また、JAが経営する食堂やアサヒビールが経営するレストランでの食事、農村いちばで直売農産物やおみやげ品を購入することも出来る。 入場無料であるが入り口ゲートがあり、四季の里は、宇都宮市にある農林公園(ろまんちっく村)に似た施設である。 小さな子供を連れた大勢の親子が親水公園で遊ぶ中、工芸館を見学した後、JA新ふくしま直営のいなか亭で、地元産の手打ちそばを味わった。 農村いちばでは、「あかつき」や「川中島」、「黄桃」、リンゴなどが所狭しと並べられ、おばあさんの店番で廉価で販売されていた。これからフルーツライン、ピーチラインへと向かうためじっとガマン。 国道115号線を下ると直ぐにフルーツライン起点。フルーツラインからピーチラインを経て特産物をお土産に、福島飯坂ICに進む予定で出発する。 起点からしばらくは店数が少なく、途中から直売所が連なってくる。せっかくだから地図にあるピーチラインを走ってみよう、と先に進んでは見たもののいつの間にやら市街地に入ってしまった。 このまま福島名物「もも」なしで帰るわけには行かないと、元来た道を引き返す。結局はフルーツライン起点の交差点角にある、JA売店で購入する事になってしまった。 フルーツラインを起点から終点まで往復した人たちは数少ないだろうが、滅多に来ない所なのでどんなところかよく分かっただけでも良しとするか。 社会勉強ついでに、国道を南進し道の駅 安達:智恵子の里まで寄り道することにした。 この道の駅にはガソリンスタンドや軽食コーナーの他、24時間営業のコンビニがありとっても便利。もちろん智恵子抄のコーナーもある。高速道路のパーキングエリアとサービスエリアの中間のような感じである(違いが分からない)。 軽食コーナーで1杯のラーメンを3人で分け合い、セルフのガソリンスタンドでレギュラーを満タンにしてから国道を南進する。 混雑もなく進むうちに、いつの間にか本宮ICから東北高速道路に入っていた。 最後までおつきあい頂き、ありがとうございました。今回は「食べる」をキーワードに構成してみました。いかがでしたでしょうか。 キャンプ場施設情報 |