ポチ |
今、使っているパソコンのOSがwindowsXPなんだけど、テレビや新聞でwindowsXPのサポートが2014年4月9日で終了するので急いでパソコンを更新しなければいけないけど、供給が間に合わない話やお金がなく更新できない企業がたくさんあるといったニュースが流れている。
毎日の日記をワードで作成し保存整理することで、後で振り返り楽しみにしていますが、マイクロソフト社ではOSだけでなく、office2003のワード、エクセル等のアプリケーションも同様にサポート終了するようです。
そうすると、アプリケーションも買い換えないといけないのでしょうか?
セキュリティ対策ができなくなる、とのことですが、良い方法はないのでしょうか。
それと、今使用しているwindowsXPパソコンは、壊れてしまったわけではないので使い続けることはできないのでしょうか。
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博士 |
今の時代、パソコン?(情報処理機器)がないと何もできない、又は不安でしょうがない、かもしれないね。
家電製品は寿命が5年程度と言われていますが、実際の使用はそれ以上10年まで使用できるものもあります。
パソコンの場合、本体(ハードウェア)と動かすためのソフトウェア(OSとアプリケーション)がセットとなりますが、処理速度を早くしたり、高画質にしたり、電池寿命を延ばしたり、軽量化したりで毎年のように新しいハードウェアが発売されています。
ソフトウェアは、ほとんどのパソコンがマイクロソフト社のwindowsのOSを使っていて、マイクロソフト社は2年程度のサイクルで新しいOSを発売しています。
マイクロソフトwindowsOSの歴史は、1985年11月にwindows1.0を発売してから、1995年8月に皆さんご存知のwindows95発売、現在のwindows8までに13回のバージョンアップを行ってきました。
この間、パソコンは数値計算、文書作成機能から、音声、映像処理、ネットワーク通信へと飛躍的に機能が向上しましたが、プログラム(OS)は人間が作成するのでどうしても不備が発生してしまいます。悪意を持った人間がプログラムの欠点を見つけ、ネットワーク通信を利用しウイルスを送ったり、個人情報を抜き取ったりしてしまうため、プログラムの不備を発見次第改修していますが、この作業をサポートと呼んでいます。しかし、改修作業を繰り返していくとプログラムの容量が大きくなり、パソコンの処理速度が落ちてきたりするため、効率よいプログラムにするために新たに作り直す作業をバージョンアップと呼んでいます。
windowsXPは、日本マイクロソフト社ではWindows XP および、Office 2003 のサポート終了についてのご案内の周知を行っています。
windowsXPは好評だったため、2001年10月発売から次のバージョン「Vista」まで5年、その後現在まで12年間サポートされました。なお、windows7のサポート終了は2020年1月と公表されています。
また、アプリケーションのoffice2003も同様の理由でサポート終了となるため、office2013に切り替える必要があります。
それから、今のパソコンは使い続けることができますのでご安心ください。
ウイルスや情報抜き取りは、「ネットワーク」に接続したりUSB等の「外部メディア」を介してやってきますので、パソコンを「ネットワークにつながない」こと、外部メディアをつなぐときは「ウイルスソフトでチェック」をしてから接続することを注意すればセキュリティはクリアされます。
ただし、ワードなどアプリケーションは、最新のバージョンで作成した文書などは読み込みができない場合があることを理解しなければなりません。
使えるものは、どんどん使おう。もったいない!
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