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*** 私の体験記 *** { オートキャンプ編 }


◎都立城南島海浜公園(平成13年8月18日〜20日)

 今年も待ちに待ったキャンプの夏がやって来た。今年は、ゴールデンウィークのキャンプがちょっとしたアクシデントから実現できなくなってしまったため、久しぶりのキャンプになる。
 今回のキャンプは観光のための宿泊を目的としたキャンプなので、のんびりとはできなく少々ハードスケジュールとなった。
 都立城南島海浜公園オートキャンプ場は、財団法人東京港埠頭公社が管理を行っており、予約制で希望日の3ヶ月前から予約を受け付けている。 ゴールデンウィークの教訓を生かし、夏休み中の土日でもあることから予約開始と同時に申込みを行っていた。
 都内なので3時間あれば十分と思われたが、不慣れな場所でもあり午前6時30分に自宅を出発した。
 鹿沼ICから高速に乗り、佐野サービスエリアで昨年来の悲願であった佐野ラーメン朝食をたいらげ気持ちよく出発した。
 少々大回りとなるが渋滞が少なく走り安いコースで首都高速から中央線、湾岸線を選んだ。やはり予想に違わず小菅ジャンクション前後で渋滞が報道されていた。
 川口ICを過ぎしばらくは順調に走ったが、小菅JC1km手前あたりから渋滞しのろのろ運転となってしまった。
 帰省ラッシュかディズニーランドへの車か湾岸線への別れ道まで連続してのろのろ運転となってしまった。
 湾岸線に入ると順調に走り、大井南ICから国道357号線に移り城南島に向かう。海浜公園には予定より少々早めに到着した。
 チェックイン時間になり受付を済ませてから指定サイトに向かう。
 サイトは芝生張りのテントとタープを設営して丁度良いまずまずの広さで、サイト堺は低木の植栽で見通しも良く狭いという感じは受けなかった。
 オートキャンプ場は公園の一角にあり、こじんまりと纏められているため場内を歩いて1分ほどで1周してしまうほどの距離である。またフリーテントのキャンプ場と隣接しており、境界は牧場の柵で仕切られていた。
 指定されたサイトは、炊事場とトイレの中間に位置し、それぞれ20歩程度の所なので快適である。
 ただ、対岸が羽田空港なので頻繁にジェット機が離着陸している。
 しかも、キャンプ場に向かって離陸するために、会話が聞こえないことはもちろん、最初のうちは巨大な陰が頭上を通過するたびに落ちてきはしないかという心配をしていたが、慣れと共にどこに向かって飛び立つのだろうか、機内には家族そろってハワイに向かう人達もいるのかな、等の会話が出てきた。
 テントの設営を済ませると、車に乗り込み首都高速からアクアラインへと向かう。
 羽田空港を横目に多摩川トンネルをくぐり、浮島JCから東京湾アクアラインへと入る。アクアラインはその値段もあってか走行車両も少なく、空いていたため順調に走った。
 海ホタルの駐車場はそこそこの混雑であったが、運良く2Fの駐車場にスムースに止めることができた。車から降りエスカレーターに向かうと、どこからか湧いてきたような人混みに巻き込まれ身動きがとれないような状態だった。
 最上階に向かうと、まずは食事だ。都内方面を望むレストランで、海を眺めながら少々遅めの昼食となった。
 強風の中、記念撮影をしたり、あちこち散策したり、何回やっても取れないクレーンゲームを楽しんで海ホタルを後にした。
 途中、湾岸道路沿いの住宅団地内にあるダイエーに立ち寄り食材を仕入れる。夕食前に入浴を済まそうと、キャンプ場に戻りながら管理人に教えられた銭湯を探したが見つからず、仕方なく競艇場の敷地内にある建物の3Fのクアハウスで、1人あたり1,500円の入浴料を支払い初日の汗を流した。
 キャンプ場に戻ると、さすがに週末のレジャー施設でほとんどのサイトがテントで埋められていた。
 夕食の炊き込み御飯を平らげると、夜のひと時を過ごす。対岸の羽田空港は、いくつもの電球の明かりがさながら海に浮かぶ城のように輝いて見えた。
 深夜になると暴走族のような集団の車の騒音がかすかに聞こえてきた。それ以上に煩かったのは、フリーサイトの客(1張)でラジカセを鳴らしながら管理人の注意放送も聞かず大勢で騒ぎ立てられ、寝不足になる始末だった。
 

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