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*** 私の体験記 *** { オートキャンプ編 }


◎大子広域公園オートキャンプ場(平成14年8月17日〜19日)

 「夏が来〜れば思い出す〜♪」
 いつもの事ながら、夏の訪れとともに我が家にやって来るアウトドアイベント、それはキャンプである。
 近年は、車とともに身体にも経年による機能の低下が見え始め、遠出のキャンプは控えめになり、手頃な近さの場所を選ぶようになってきた。
大子広域公園キャンプ場  この夏のイベント企画には少々苦労するかと思われたが、幸いにしてお隣の茨城県にこの夏オープンするオートキャンプ場があるとの情報が入り、早速予約を取ることが出来た。
 山間部のキャンプ場ではあるが、価格も手頃だし、近くに温泉を利用したレジャー施設が併設されている事にも魅力を感じる。
 今回の計画はキャンプ場とその周辺でのんびりと過ごす日程としたため、スケジュールは行き帰りのコースのみとあっさりとしたものだった。スタート時刻は、午前中にキャンプ場へ到着出来るようにしたため、いつもと同じ時刻になってしまった。
 盆をふる里で迎えた人たちの帰省による混雑も考慮しながら、少々早めに出発をし国道293号線を宇都宮方面に向けて車を走らせる。
 途中、道の駅「きつれがわ」で休憩を取る。この地は県内でも有数の温泉地であり、もちろん道の駅でも安い料金で気軽に温泉入浴が楽しめる。しかしここで入ってしまうとスケジュールが大幅に狂ってしまうのでガマン。
 次にやってくるのが、道の駅「ばとう」である。ここは温泉と焼き物の街である。食堂では美味しそうな日本そばを食べさせてくれるが、後でいただくことにして、直売所で野菜や漬け物などキャンプの食材を仕入れて出発となる。
 ここから国道293号線と別れて国道461号線に向かう。
 大子町に入り最初に現れるのが地ビール工場である大子ブルワリー、間もなく湯葉工場が右手に見えてくる。今夜の食材にと工場見学がてら生湯葉を仕入れる。
 街の中心に向かう途中から国道と別れ広域公園方面に向かう。オートキャンプ場には予定どおり正午に到着した。
 チェックインが13時からなので、場外の駐車場に車を止め散策したり、センターハウス内で時間を調整する。隣の山にスポーツ施設があり、オートキャンプ場との間に橋梁を架設しているところであるがオープンには間に合わなかったようである。
 チェックイン時に渡されたカードを使い入り口のゲートをくぐり、指定サイトに向かい荷物を下しテントを設営後、遅めの昼食を取りに山を下り温泉設備の整った道の駅「奥久慈だいご」で鮎の塩焼きを食した後、近くのスーパーで食材の仕入れ。
 場内のフロント、清掃、除草などのスタッフは、皆さん若くてきちんと挨拶をしてくる。従業員の教育が十分にされているようである。
 夕飯の支度までの間は、フリスビーやバドミントンをしたり、場内の散策をしたりでのんびりと過ごす。
 初日の夕食は、先ほど工場から仕入れてきた湯葉料理と、スーパーで仕入れたサフラン魚介類ではじめてのパエリア体験したのである。
 夕食の片づけを終え、混まない内にと入浴の支度を整えセンターハウスに向かう。センターハウスには男女別の露天風呂付きの温泉が整備されている。もちろん料金は別であるが、キャンプ場でここまで整備された施設は少ないのではないか。
 多目的ホールでは子供向けに映画を上映しているとのこと、小さな子供連れの家族にはうれしいサービスである。
 風呂から上がると、サイトに戻りトランプなどで家族団らん。

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