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*** 私の体験記 *** { オートキャンプ編 }


◎フォレストパークあだたらオートキャンプ場(平成15年8月21日〜23日)

 キャンプ2日目
あだたら2日朝食  
 青空になり風もなく穏やかな朝を迎えることが出来た。
 せっかくだからと、朝湯をいただきに歩いてビジターセンター向かう。
 センター前にはオープンを待つ人が2〜3人いた。管理人の話によると、前の日まで雨が続いていて昨日から天気になった、運がいいよ、と言われてしまった。本日の行き先である猪苗代までの道路事情を聴くとおもむろに風呂場に向かう。
 貸し切り状態の露天風呂と内湯、一晩の汗を流し、林の中の散策路をゆっくりとサイトまで戻る。
 本日は外出の予定のためテキパキと朝食を済ませ、車に乗り込みキャンプ場を後にし国道を走らせる。
 「にこにこ共和国」で知られる岳温泉を通過し、しばらく走ると道の駅つちゆに着く。しばしの休憩。
 国道459号線と国道115号線の交差する位置にあり、駐車場は広いが建物はこぢんまりとしている。
 軒先には地元でとれた桃やマイタケが所狭しと陳列されているが、価格が安くて新鮮である。1日早くここに来ればと残念がった。
 美味しそうなみそおでんをいただき、国道115号線を猪苗代に向かい安達太良山を登り始める。
野口英世記念館  山あいを走る道にしては幅員とも整備された国道を安達太良山の中腹まで走り、長い土湯トンネルを潜ると長い下り坂になる。
 路なりしばらく走り続けると、目の前に磐梯山が現れてくる。猪苗代町である。
 途中、裏磐梯からの道と合流し、そのまま何処までも進むと、磐越高速道路を横断し国道49号線に突き当たる訳であるが、目的地が猪苗代駅より西に当たるため、途中から脇道に入り駅前に出てしまった。
 結果的には目的地のすぐ脇に出ることが出来たのだが、たどり着くまでが苦難の道であった。
 野口英世記念館は国道49号線沿いにあるのだが、以前来た時と(10年ほど前になるか)変わりない佇まいであった。
 茅葺きの古びた生家を保護するように建てられた鉄骨の屋根が印象的な施設である。
 施設内は、大型バスで観光に来た人たちなのか、野口英世の生い立ちを解説するテープを聴く大勢の人たちでごった返していた。
 資料館には経歴から功績などが詳しく解説されており、書籍や文献、衣類などの展示もされていた。
 偶然で混雑していたのか、それほど広くない建物に沢山の人たちが入場しており、ゆっくりと見学する雰囲気ではなかった。
 片田舎出身で世界的に偉業を成し遂げた人物に改めて感動を受けながら記念館を後にして、国道を地下で横断する真新しい歩道を通り次の目的地である世界のガラス館に入る。
 大型バスと乗用車で満車のようであるが、広大な駐車場(ここに車を駐車すれば良かった)に煉瓦造りの西洋風な建物が何棟か建っている。それらは全て土産物品の売店のようである。
猪苗代地ビール館  世界のガラス館はその名の通り、コップなどの食器やら花瓶、アクセサリーなどガラス製品が2階建ての建物を埋め尽くしていた。
 建物内ではガラス職人による製作風景を、ガラス越しに見学することが出来る。その脇には本日の職人達による製品が展示販売されていた。
 隣にある長屋風の建物にはいくつかのテナントが入っており、オルゴールに関する専門店では学生達でにぎわっていた。
 その隣には、煉瓦造りで総2階建ての地ビール館がある。1階が土産品店と地ビール販売所、2階がレストランになっている。昼食時なので団体様が2階に上がっていく。
 猪苗代地ビールは3種類ほどあったかと思うが、その中からピルスナーを頂くことにした。パラソルの下には、大人達が和やかに地ビールを酌み交わしていた。
 暫しのんびりと時間を費やすと、昼食のため先ほどの地下道に向かう。白い天然石が敷き詰められた歩道は、太陽の光にて照らされて眩しい限りであった。
 国道を横断すると、すぐ近くにあるそば屋に入り、名物らしい餅入りの地そばを頂いた。
 午後は猪苗代湖の湖畔に沿う町道を走りながら帰路につく。
あだたら2日夕食  国道49号線を東に向けて何処までも進む。今夜と明朝の食材を仕入れがあるが、昨日とは別のスーパーに寄ってみようと言うことになり、本宮に向かわず郡山市街に向けて車を進める。
 今日は福島産にこだわらず自由に行こうと言うことで、メインをトマト味のパスタ、サーモンのバター焼き、美味そうな手造りソーセージがあったのでソーセージ焼き、海藻サラダ、デザートは相変わらず福島産の桃を丸ごと。
 仕入れを終えると一路サイトに向かう。
 今日は明るい内に食事をすることが出来そうである。
 味付け、焼き加減、見栄え、できばえの良さに皆関心。
 後片づけを済ませると、混まないうちにと温泉に向かう。皆さん同じ考えなのか、浴槽は子供達でにぎわっていた。風呂上がりには2階にあるロビーで冷たい飲み物とトランプゲーム。
 サイトに戻ると、今日が最後の夜になるので、場内のナイトハイクに出かけることになった。
 このキャンプ場は山の斜面を利用してサイトが作られている(段々畑のイメージ)ので、散策も行きはよいよい帰りはこわいである。(我々のD区画は中間地点)
 ランタンとヘッドランプを持って通路を降りてゆくと、丘のような場所に出た。フリー及びグループサイトである。一面にテントが張り巡られ、満杯のようである。
 場内を道路が回遊している思われるが、敷地が広く傾斜もあり時間が掛かると帰宅が遅くなってしまうため、来た道を戻ることにした。
 サイトに戻ると明日の準備を行い就寝となる。
 
 
 
 

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