2日目
食事なしの素泊りホテルのため、三度の食事は自分で探さなくてはならない。
アラモアナホテルの部屋は山側のため、目覚めのワイキキビーチを見ることはできないが滞在時間は少ないため問題なし。制服を着た機長や客室乗務員達がロビーをうろうろ、航空関係御用達かと思われた。
アラモアナセンター2Fに早朝から開いているスターバックスに寄り、目覚めのコーヒー、サンドイッチ、ホットドックで朝食をとる。
今日は1日リムジンでオアフ島一周観光のオプションツアーだが、ホテル脇からは我々2人だけで最初の乗客のため好きな場所を確保できたことがありがたい。
定員8名程度のリムジンは日本人、韓国人の夫婦や親子等で満席となった。
日本語が上手なドライバーの説明を聞きながら、ワイキキビーチを通過、カハラ住宅街を経由しハナウマ湾に着く。
丘の上から望む湾は、陸で囲まれ波があまりやってこない岩場と砂浜で、浜辺は有料で専用の車で送迎してくれる。海水はきれいに透き通り、数人がシュノーケルを付け泳ぐ姿が見える。
いくつかの海岸線を通り180度の水平線を楽しむと、ふりふりチキンで知られるコーラルキンダムに到着する。赤紫色のお花(家族?)でレイメイキングを楽しんだ後、サンゴや天然石のお土産の案内をされ、ふりふりチキンと果物の昼食バイキング時間はたっぷりと確保されている。
次の目的地はサンセットビーチだ。昼下がりのサンセットビーチは波が高く砂浜を歩く雰囲気ではないが、大勢の観光客が訪れ記念写真を撮っていた。
冬場はビックウェーブでサーファーの整地として知られるノースショアに着くと、繁華街の喫茶店でコーヒーを注文しドライブの疲れをいやす。ハワイコナを注文しようとしたが、一口サイズと言われ断念。
いつの時期か忘れたが、陸地を走行中に1,000平米程度の池があちらこちらに点在していた。聞くところによると、この池でエビを養殖しているとのこと。そう言えば、ハワイ料理にガーリックシュリンプというのがあり、エビ料理であった。しかし、淡水のエビなのか?。
しばらく走ると、バナナ、パイナップルなどの果物で知られるドールプランテーション。見渡す限りのパイナップル畑で一角に建物がある。土産物店である。
次は、日本と縁が深い真珠湾(パールハーバー)である。軍の施設のようだが観光地化していて大勢の観光客が訪れている。入場には厳しいチェックがあり、案内板、売店もある。日本軍がいきなり攻撃を仕掛けた場所であり、初めてこの場所に立ったが感慨深い場所である。
敷地内の芝生には見慣れない小鳥がえさをついばんでいた。ハトのようである。日本のキジバトに似た色で、ヒヨドリくらいの大きさだった。
本日最後の目的地は、モアナルアガーデンである。
この公園は個人所有の敷地だそうである。公園内にある巨木はある民間企業のコマーシャルに使われ、多くの日本人に知られている。
公園とは言ってもトイレと芝生のみで、芝生の真ん中に立つ巨木の前に立つと大人十数人で囲むような大きさで、枝の広がりが包容力をうかがわせる。
「この木、なんの木、気になる木〜♪」。TBSの番組で「日立世界ふしぎ発見!」(なんと番組名の冠にスポンサー名がある)のコマーシャルで流れる音楽と映像で出てきます。
公園を出て帰路に着くと、道路の渋滞とスコールに見舞われる。梅雨時の現象とのことだが、今日一日風はあったが曇りと晴れ間もあり、ドライバーから運のいい日だと言われました。
リムジンに別れを告げると、市内循環バスでドンキホーテに向かい、今夜の飲み物、土産品とともに出来立ての量り売りガーリックシュリンプを買い、店前のテーブルでいただいた。(小時飯と考える)
まだ明るかったので、ウォルマートまで足を延ばし、土産の品定めと、価格比較をした。
夕闇がつつむ頃、巡回バスでアラモアナセンターに向かい、1Fの食堂街で目移りしながら夕食を摂った。
平成27年03月29日