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*** 私の体験記 *** { 登山・ハイキング編 }


◎加蘇山神社のスギから千本かつら(つづき)

 栃木県指定天然記念物の千本かつらは時期的に葉が無く枯れ木のように見えるが、谷間の沢をさえぎるように杉林の中、天に向かいそびえ立っている。
千本かつら  古木は、沢上下に2株になっており、案内板によると縁結びのかつらと呼ばれているようで、2株が寄り添って自生しているようにも見えるところから名付けられたような気がする。
 沢の中であり、洪水や土石流に流されず、よく耐えてきたと感心しながら記念撮影をしてしばしの休憩。
 帰途は、天気も良く気温も上がってきたが一気に清滝まで向かった。途中、2人組と6人程度のパーティーとすれ違うが、緑や花もない時期はずれにしては登山者が結構いることに、この山も捨てたもんじゃないと改めて感じさせられた。
 清滝で小休止を取るが、登りではあまり気づかなかったが、けっこう傾斜のある登山道に加齢もあり息切れを否めなかった。
 清滝からは、下の宮を通らずにまっすぐ駐車場に向かう。
 今朝ほどの鹿はどこかに立ち去ったようで姿は見せなかったが、駐車場にはこれから登山しようとする夫婦が群馬ナンバーの車から降りてきた。
 鹿沼市が指定する天然記念物と栃木県が指定する天然記念物をはしごする形で歩いた、登山と言うよりはハイキングに近いコースだが、これに国の天然記念物が指定されると3拍子揃ったコースが出来るかな、ふと、そんなことも考えたりしてみた。
 石裂山回遊コースは、登山コースで所要時間4時間30分であるが、今回は装備の必要もなく1時間程度で往復できるコースなので加蘇山神社参拝のついでに脚を伸ばすことも可能かと思われる。
 さて4年後は何処にするか、今のうちから楽しみになります。最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。
 
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