電子メールの送受信をやったことのある方で、次のような経験をしたことがありませんか。 |
・ 発信人のメールアドレスが自分のアドレスになっていた。 |
・ 発信人のドメイン(*****@****.****.jp)が官公庁のアドレスで、知らないアドレスだった。 |
・ 発信人のアカウント(*****@****.****.jp)が、記号(*、.、/、−、+など)で一般的に使われていない文字だった。 |
・ 発信人のメールアドレスがフリーメール(無料でもらえるアドレスのこと。@hotmail.com、@infoseek.jp、@mail.goo.ne.jp、@yahoo.co.jpなど)で知らないアドレスだった。 |
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このようなメールには、ウイルスが入ったメールがおまけに付いてきます。まちがいない! |
フリーメールは、インターネットの接続環境があればどこからでも手続きが出来、誰もが無料でもらえるメールアドレスのことで、一部の個人情報を入力するが確認はしないため架空の情報入力が可能であり、インターネット犯罪の温床にもなりうる。 |
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・ クレジット会社から、確認のためID及びパスワードを送信するよう案内が来た。 |
・ 会員登録している企業から、会員番号及び生年月日を指定のページで入力するよう案内が来た。 |
・ 銀行から、長期間パスワードを変更していないので指定のページで変更するよう案内が来た。 |
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このようなメールには、その企業のサイトで使用しているロゴやイメージカラーがあったり、その企業のURLが記載されていたりして、クリックすると入力ページにリンクされるようになっています。まちがいない!
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フィッシングは、信頼ある企業の名を借りて登録者の情報を入力させることで、入手した情報で企業から財産を取ったり、個人情報の売買をしたりします。 |
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「かたり」とか「なりすまし」によって相手に被害を与える行為は犯罪になりますのでやめましょう。 |
・ 人には身に迫る危険を感知して、回避する機能があります。目で見る、耳で聞く、鼻でかぐ、肌で触る、舌で味わう、ですが、目の前にいる相手に対しては複数の感覚から得る情報を総合して、知識と比較し危険かどうかを判断しますが、電話では声(耳で聞く)のみ、インターネットでは文字(目で見る情報の一部)のみで判断せざるを得ません。 |
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・ 知らない人から誘いがあっても、ついて行かないことが基本原則です。 |
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・ 発信人を偽ってウイルスメールやスパムメールを第三者に送りつける行為に対しては、個人ではウイルスワクチンソフトの導入、インターネットプロバイダとの契約でウイルス駆除やスパムメール対策すること、プロバイダ側では追跡調査やフリーメールなどにおける個人情報の厳格な確認が求められます。 |
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・ フィッシング行為に対しては、個人では相手から促されてする個人情報の提供をしないように注意するか、場所ツールバーを表示し開いているページのURLが正規の物か確認をしてから入力すること、企業や関係者では個人情報の取り扱いを厳格にすること、提出を求める場合には慎重に行うこと、犯罪が起きないように監視体制整えることが求められます。 |
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・ インターネットでは発信人を証明するために認証機構と言う物があり、信用を大切にする企業ではホームページや電子メールに証明書を添付することも必要かと思われます。ページ閲覧者やメール受信人は証明書を見ることで「まちがいない」事が確認できます。 |